きうちのきろく

考えたこと、好きなこと、悩みごとのきろく

便利な時代に退化する暮らし。

毎日忙しくて時間がかかるものは便利に頼る!

そんな風に考えて、家事ストレスからの解放と時間確保のために食洗器を導入。

ササッと汚れを落として洗剤入れて、ガチャン、ピッ!

洗う時間が省けるうえに、手も荒れない。なんて便利なの~!って感動したなぁ。

 

でもね・・・いつからだろう。

洗い終わった食器をよーく見てみるとキズがついていたり、食器の柄が薄くなったりしているのに気がついてさ、ガラスのコップで飲むときにもキズがみえたりして、時間に追われているからって食事を楽しむ食器を雑に扱っていいものかな~なんて考えてしまって。

 

食洗機でキズがつくからどうでもいい食器でもいいなんて思いたくない。

楽しい食事は自分が気にいった食器で過ごしたいから、気にいった食器を長く大切に使うために脱食洗機を実行。

といっても、乾燥機としては利用しています。

 

手洗いに戻したなんて、また自分の時間がないってストレスが溜まるだけじゃん。と思われるかもしれないけど、不思議と以前より楽しくなった。

 

石鹸モコモコ~。キュッキュとガラスのコップを洗ってスッキリ。

 

私は何だって機会にお任せできる時代にも関わらず、手間をかけて自分でやりたくなるタイプ。

これからも、自分で解決できる智慧と技術を習得しないとな。

 

 

 

 

洋服の収納も風呂敷でいいかも。

洋服の収納ってどうしてますか?

 

以前の私は季節ごとに洋服を入れ替えるほど着るか着ないかわからない洋服を沢山持っていたけど、管理するのも入れ替えるのも面倒で、洋服があるのに着る洋服が無いという悩みから解放されたくてクローゼットに収まるだけの量まで減らしたの。

そしたらスッキリ!

着る洋服にも悩まなくなったし、無駄な買い物が減った気がする。

以前はなんであんなにも洋服選びに時間がかかっていたんだろうって思う。

 

でも、子供の服ってなかなか捨てられないんです。

あんまり着ていない洋服もあったりして、誰かにあげられるかな?とか考えると残しておこうってなっちゃう。

だからだんだんとクローゼットの容量が無くなってきちゃって、収納ケースを買うか悩んでいたの。でも、収納ケースって大きいし邪魔になった時の処分が面倒。

そんな時、あ!風呂敷が使えると思って不要な服、来年も着られる服ってわけて包んでみたら意外といい。

包んだ服にはわかりやすいようにタグをつけるとかするとわかりやすいし、包んだ服は重ねられるから収納ケースよりも幅をとらなくてスッキリとして見える。

 

服を処分した時は風呂敷を他の用途にも使えるから無駄になることもない。

着なくなった洋服の収納なら風呂敷で十分じゃない?

 

あ~!風呂敷が欲しい。

もっと風呂敷がブームになればいいのにな。

作りだせるということが自信につながる。

いつからか漠然とだけれど何かを作りだしたいと思っていた。

 

なんでだろう?

 

私が過ごした時間は欲しいものはある程度購入できた時代だった?

夏休みの感想文は書き方がわからなくていつもあらすじを写し、ポスターもあたりさわりのない絵を描い表現する練習をさけ、工作も本などをみて真似をする・・・

そうやって苦手なことから避けてきたから自ら何かを作りだすという行為を知らないで成長しちゃったのかな?

小学校で評価されることなんて気にしないでもっと自由に表現できていればよかったね

 

頭が固い子だったな~。

 

自分でも作ればよかったのにね?

なんで挑戦しなかったの?

 

そうだね。そのころは「自分は?」なんて考えないで、ただひたすら毎日を過ごしていたんじゃないかな。まあ、小さい時そんなもんなんじゃない?

私はいつから絵は苦手、音痴でスポーツもそこそこ。勉強も中くらい。そしていつも姉の後ろをついて回る妹というポジションで自己肯定感を下げていたからかな。

 

挑戦しないこと、自ら何も生み出さないって全然いいことないよ。

失敗を知らないと解決方法が見いだせないし、失敗できなくなって挑戦もできない。

文章でも絵でも料理でも工作でも何も作らないのは評価も得られなくてどんどん自分の世界だけになる気がする。

 

そんな私が今「あ、周りはどんどん進んでる」って気がつかされて焦ってる。

といっても、焦った所で仕方がないから、コツコツと時間を積み上げていくことが大切。

 

味噌も醤油も仕込んでから1年、ぬか漬けは日々格闘。

塩麹や甘酒も環境作りが大切。

そんな簡単なこと。でも大事。

 

どんな野菜を食べるか、どんな器具を使うか、どんな風に器具を育てるか、季節行事の意味や料理、そんな風に暮らしをつくる時間が今は自分と向き合える時間ですごく充実している。

 

自己表現をする方法はこんなにも沢山あったのに・・・

と、過去を悔いても仕方がないので、明日は何を作ろうかな。

何で飲むかで印象がかわる。

「水分の摂取量がすくないよね?」

私はそんなことを良く言われます。

 

トイレに行くのが面倒くさいとでも考えているのか意識的に飲まないと1日の水分量が1リットルぐらいの時もあるほどです。

 

でも、やっぱりからには良くないようでずっと便秘気味でした。

 

そして、ふと感じたことがあるんです。

 

それはペットボトルのお茶だとなぜか飲みきれないということ。

 

食事中の味噌汁や帰宅後の飲み物は積極的に飲めるのに仕事中のペットボトルはなぜか飲みきれない。なぜなのか・・・

 

そこで、飲み物をタンブラーにいれかえたところ、同量のお茶があっという間になくなってしまった。

 

あぁ、私はお茶が苦手と言うわけではなく、ペットボトルの飲み物が苦手だったのだと気がついた。

水分の摂取量はこういったことも理由だったのかも。私はペットボトルでは美味しく飲めなかったのかもしれない。

 

そして、飲み方を変えた結果1日の水分量が増えたと共に排便のリズムも整うようになり、便秘生活が徐々に改善されたおかげかイライラが減少した。

 

やはり、何で飲むかという気持ちはとても重要で、改めて飲み方とい文化の広がりに感動を覚えた。

公園に行ったのにレジャーシートを忘れたよ。

とってもいい天気だったから公園に行こうかと新宿御苑へ。

 

突然決めたことだったからお弁当なんて持っていない。

 

でも、最近はデパ地下の総菜は種類も豊富でお弁当が美味しそう。

みんなでお弁当を選んでいざ入場!

 

天気が良いからどこもかしこも人だらけ。

やっとこ気持ちの良さそうな場所を見つけて腰を落とそうとしたとき・・・

レジャーシートが無いことに気がついた。

 

いくら天気が良くて芝生でも、シートになるものが欲しい。

新聞?ビニール袋?

 

いやいや!私には風呂敷があったんだ!

珍しく鞄の中には風呂敷が2枚。十分なスペースを確保できまして、のんびりとご飯を食べることができました。

 

かさばらないし、袋にもなるし、抱っこひもにもなる万能な布。

雨の日は鞄にかけると雨除けカバーにも。

洗える所もいいポイント。

 

鞄に1枚あると便利だと思いますよ。

おいしい野菜が食べたいというだけじゃない。

スーパーで食材を購入する時にどんなことを考えて購入していますか?

 

賞味期限?

美味しさ?

パッケージ?

新鮮さ?

値段?

 

多分昔の私はどれも当てはまっていなかった。

 

なぜかって?

母親に依存した生活をしていたからスーパーで買い物をする基準なんて全く知らなかった。商品の数が多すぎてどれを選んでもおんなじでしょ?という感覚。

しいていうならば「値段」かな。

だって、どれでも同じなら安いやつってなるでしょ。

 

そんなことだから結婚してからすっごくビックリされた。

「何考えてるの?」って顔してただろうな~!懐かしい。

 

それからかな。食材ってどうやって選ぶんだろうって考え始めたのは。

新鮮さや賞味期限、産地、生産者って情報を見て購入するまでに成長したの。

 

そうかそうか。美味しい野菜はこうやって選んでいくのね♪と学んだのも束の間。

旦那さんのお父さんから野菜をいただいて私は衝撃を受けた・・・

家庭菜園とは言えない畑で作る完全無農薬の野菜。

空いた時間でせっせと畑で作業をして愛情をたっぷり注がれた野菜は私がこれまで食べてきた野菜とは全然違った。

野菜臭くない。甘みがある。そのままで美味しい。

 

食卓が潤うってこういう感じだ。

豪華な食事じゃない。美味しい野菜が食卓にあるだけで幸せなんだ。

今年はこんな味だったね。来年の野菜はどんな味かなと想像を膨らませ、お父さんが野菜を育てたり収穫する姿を思い出してさらに美味しさはアップする。

「美味しいね~!」と会話も増えて楽しい食事。

 

だれが作っているかわかる野菜の買い方が良いな~と最近はマルシェに足を運ぶようになりました。

生産者と話をして野菜の育て方や種類、見分け方など色々聞いて購入する。そんな買い方が気持ちいい。見かけない野菜に関しては料理方法を聞いたりして、ただ野菜を購入するだけより楽しいし、レシピも増えて嬉しいよね。

 

そうそうこれこれ!私はおいしい野菜が食べたいというだけじゃない。できるだけ生産者と話をして買いたいんだ。

ぬか床ちゃんがいい調子。

何度か断念しているぬか漬け生活を再び復活!

 

どうしてかって?

ぬか床を育てる日々が続けば続くほど食材によって浸かり方が違うこと、ぬか床の風味が変化していく様子が楽しいからかな。

もちろん、ぬか床の乳酸菌が活発になりすぎてすっぱくなったり、酵母が働きすぎてアルコール臭くなったり失敗もするけれど、どうしたら機嫌よくなってくれるかなってぬか床と会話できている感じが密かに嬉しかったりするよ。

 

漬ける食材はまだまだ初心者。

人参にきゅうりにカブにゆで卵。風味づけにニンニクやショウガも入れてるよ。でも、あんまり違いがわかってないけどね!

 

人参のぬか漬けは子供も美味しいって食べてくれるから嬉しいの。昨日なんかいただきますをする前につまみ食いをして1人でペロッと食べてたの。

「ママのないよ」なんて言っちゃって。可愛くて憎めない。

 

最近の悩みは大根のぬか漬けが上手くいかない事。

内側まで使ってなくて外は漬けものらしくなっているの内側が変な食感になるのはなんでなの?

台所に置いてちょっぴり乾燥しちゃった大根だったからかな?

今度はみずみずしい間に漬けてみよう。

 

「発酵」というワードに出会ってから始めたぬか漬け生活だけど、ぬか漬けの仕組みを知れば知るほどこんなすごい智慧を知らなかったなんてもったいない。体に良いと言うだけじゃない自然の力を活かして生活に取り入れているのが驚き!

昔は冷蔵庫もなかったし、野菜の保存って言うのは大事なことだったからどうやったら野菜を美味しく長期間保管しておけるかを考えて、ぬか漬けにたどり着いた過程に感動だよ。

 

ぬか漬けの達人になるにはまだまだ修行が必要だ。ぬか床に手を入れて美味しくなあれと可愛がろう。