東京手仕事展って何?と思った人へ
先日、東京手仕事展に行ってきました。
東京手仕事って何?
東京の伝統工芸の職人×デザイナーでマッチングさせ
現代の生活にあった作品を生み出すプロジェクトです。
新しいものに変えるのではなく、伝統技術を活かしつつ
現代の生活に合わせましょうということ。
私は、NHK番組のプロフェッショナル仕事の流儀で最後の職人
と特集されているのを観て、職人技の素晴らしさに魅了されました。
その人にしか作れない物ってかっこいい。
職人がいなくなったらどうするの?とそんなことを考えたら
日々の生活に取り入れたい!
と思うようになりました。
そんな思いから、都が行っている「東京手仕事」の事業に
出会いました。
初めてのことだったけれど
ワクワク・ドキドキ、ただそれだけ。
周りの目など気にならない程の興奮でした。
これまでの人生でなぜこんなにも素晴らしい日本の技術、
良さを知らなかったんだろう...
悔しさ半分。出会えた感動半分でした。
東京手仕事の本が良いですよ。
職人の手の写真がかっこいいです。
東京手仕事で検索をすれば写真が見られるかな?
では、展示されていた作品の一部を紹介
<東京染小紋の四季の日傘>
着物用の反物生地が使われていて傘の柄は日本の季節を表現。
光の加減で色味が変化したり裏の模様が透けて見えるなど
『両面染め』という技術がなせる技です。
繊細で日本人らしい感性だなと見とれました。
製作工程が見てみたいな・・・
手作りに囲まれていた時代って今思うと贅沢ですね。
<東京七宝のアクセサリー>
前日のテレビの番組で制作工程が紹介されていて
釉薬をつけては焼きを何度も繰り返して出来上がる
と知ったので、作品を目の前にして感動。
指輪の湾曲している部分はいったいどうやって?
職人技は未知ですね。
東京手仕事の作品は実際に銀座三越で販売されていると聞きました。
ですが、できることなら工房にお邪魔して話を聞いて
作品を知って、納得して買いたいかも。