きうちのきろく

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ぬか床のしくみ

ぬか床について、ただ食材をつけるだけで仕組みを理解していなかったので

メモメモ...

 

・糠とは、米を精米する際にでる外皮である。

・糠にはビタミン類の栄養が豊富。

・ぬか漬けは、米ぬかを乳酸発酵させて作ったもの。

 

ぬか床の材料は、【米ぬか+塩+みず】

→作り方

①塩分の浸透圧でぬか床に漬けた野菜から水分や栄養分がぬか床にとけだす。

②野菜の表面にいる植物性乳酸菌が野菜からとけだした栄養分をエサに活動をする。

水分が抜けた野菜はぬか床の栄養分を吸収する。

③乳酸菌が活動することにより酸味が生まれる。

④乳酸菌は酸素が無くても活動ができる。

⑤乳酸菌が発酵した後は、産膜酵母酪酸菌が現れる。

⑥産膜酵母はぬか床の表面を白くするが、カビではないので、ぬか床に混ぜこむ。

その他香りづけのために昆布やしいたけを加える。

 

~植物性乳酸菌と動物性乳酸菌~

乳酸菌にも植物性と動物性があり、性質が違います。

植物性乳酸菌・・・植物を母体に発酵を行うもの。

動物性乳酸菌・・・動物を母体に発酵を行うもの。

 

乳酸菌のほとんどは胃酸などで死滅し腸まで達することは少ないですが、植物性乳酸菌は、酸と塩に強く生きたまま腸に到達する。

生きたまま腸に到達することにより、悪玉菌を退治する効果があります。

そのほか、免疫力向上にもつながります。

 

健康のために、毎日ヨーグルトも良いですが、毎日適量のぬか漬けもいいですね。