東京国立博物館~半跏思惟像~に行ってきました。
半跏思惟像(はんかしゆいぞう)
左足を踏み下げ、右足をその膝の上に組んで坐り、右手を頬に添えて思案する仏像を半跏思惟像(はんかしゆいぞう)とよびます。
国立博物館ホームページより
仏像については全然詳しくないですが、日本と韓国の仏像が展示されるのは初めて!ということで、どんな違いがあるのだろうかと気になったので行ってきました。
展示は7月10日の日曜日までです。
どちらもとてもおだやかな顔で微笑んでいて、見ているだけで心が安らぐような気持ちになりました。
日本の半跏思惟像は木造で作られているとは思えないほど滑らかな曲線で、衣のドレープは本当にリアルで驚きました。
韓国の半跏思惟像は銅製でやや細身で衣装に飾りがほどこされていて、指先のラインや表情が素敵でした。
当時は漆が塗られていたりと現在の姿とは違います。完成したばかりの半跏思惟像はどんな姿だったのだろうかと想像しました。また、6世紀、7世紀から現在にいたるまで多くの人を魅了する作品に出会えて、展示会に足を運んで良かったなと思いました。
日々めまぐるしく過ぎていく毎日の中で、ホッと安らげる時間を作ることも大切ですね。