自然のものを自然に取り入れる
発酵について勉強中のズボラ主婦です。
食に関して調べていくと、自然の物を自然に取り入れることが私たちの身体には一番合っているという考えに至ります。
生きると言うことは、食べること。
・植物は二酸化炭素を食べて酸素を排出します。
・動物は食べ物を摂取して糞をだします。
・微生物は栄養素を食べてガスやアルコールをだします。
生物が生きていくことがあたり前の活動です。
ですが、周りを見渡してみるとあたり前の活動が私たち人間によって操作されているものが多いのではないでしょうか。
現在、科学技術の進歩により、時間をかけて製造されているもの、私たちが不便だなと思うもののほとんどが解消されています。農薬によって害虫被害の軽減、野菜の安定的な供給、魚や肉の長時間輸送、大量生産、大量消費、低価格・・・
一方で失っているものも多いと気がつかされます。
私は、結婚するまで危険性の低い食材の選び方、商品の見分け方、旬の野菜や魚の選び方、季節行事の意味や料理を知りませんでした。
他にも、醤油や味噌の原材料や製造過程。日本には麹菌がいることも大人になるまで知りませんでした。
それは、いつだって食べ物があって困ることが無かったから。スーパーに行欲しいものがすぐ手に入る。値段はピンキリで、商品にどんな差があるのかを意識もしなかったからでしょう。
今では、日本には素晴らしい智慧と文化があったんだと大人になるまで知らなかった悔しさ半分、子供と実践していく楽しさ半分で食の世界を楽しんでいます。
これから、食べ物と微生物に関して家族で楽しめる場所を作れると良いなと考えています。
野菜の本当の甘さ、自然の物を自然に取り入れることの大切さ、微生物と共存してきた先人の智慧の素晴らしさを楽しみながら、日本の良さを伝えていける人物になろう。