きうちのきろく

考えたこと、好きなこと、悩みごとのきろく

土地と季節に合った野菜を食べよう。

日本には四季があります。旬があります。微生物が活発に動く環境があります。

 

私たちのDNAは長い歴史を経て日本の食べ物が一番合うように作られています。

 

海藻類を多く食べてきた日本人はのりを消化する酵素があるようですが、のりを摂取しない文化圏ではのりを消化する酵素が少ないと聞いたことがあります。また、私たちの長は欧米人と比べ長く肉食には向いていません。それは、文化の違いによりDNAが変化しているということでしょう。

ですが、高度経済成長以降急激に私たちの食関係は変化しており、体に合っていないもの、添加物など、腸内がびっくりするほど短期間に、和食から洋食文化に変化しているのです。

 

暑い季節にできる野菜は体の熱を下げ、冬にできる野菜は体を温める作用があります。薬膳では、体調に合わせて摂取する食べ物を考え体調の改善を促すといった考えがあります。食べ物にも体を健康にする力があり、先人達は自然とそういったことを理解して生活に取り入れていました。いつからそういった考えは消えてきてしまったのでしょうか。

 

薬にばかり頼るのではなく、自然な物を食べ、日常生活のなかでできる予防をして健康な体を手に入れたいですね。