先人達は何を食べてきたのか。
麹菌と出会い発酵を知ってから、食について考えさせられることが増えてきました。
先人達は、自然と共存し微生物を上手に使いながら食文化を発展させてきました。
口噛み酒から始まり色々な発酵現象を自然と受け入れ生活に取り入れてきました。また、他国から伝来した技術も日本でどのように応用できるか独自に変化させて発展させる所は本当に素晴らしいですね。
自然と共存して生きてきたDNAはそのまま私たちの身体の中に生き続けていて、日本人の身体は日本の食べ物が一番合うように作られているのです。
醤油、味噌、塩と日本の調味料は塩分が高いように感じますが、合わせて海藻類など塩分の排出を促すカリウムの摂取もできる食文化です。
最近では魚介類、海藻類の摂取が減っているように感じます。
事実、私の実家でも食卓にのりがある光景は覚えていません。
ちなみに、塩も重要な部分で、現在スーパーで格安で販売されているものは精製された塩化ナトリウムの塩です。ですが、天然の塩はミネラルが沢山含まれているので、塩分を上手く排出できるようになっているようです。もちろん、とりすぎは毒ですが...
ですので、和食の食事バランスは私たち日本人に一番合っている食事の形と言えるのではないでしょうか。
そこで、注意していきたいのが野菜です。
私たちの腸内最近は野菜に付着した植物性乳酸菌が大好きです。ですが、最近の野菜には植物性乳酸菌すらおらず、いるのは農薬のみ。
どんな菌も殺せる農薬が体内に入ればどうなるか...ある程度想像ができるのではないでしょうか。
体の中の良い菌も悪い菌も弱ってしまったら免疫も落ちますし、体に異常がでることは普通の事ではないですか?
体の健康を考えるのであれば自然栽培の野菜とバランスの良い体にあった食事が必要だと考えます。