表現の練習
テーマを決めて、好きなように描いてください。
美術の時間を思い出す。
美術は嫌いではなかったが、私には独創性がない。
答えはないよと言われていても、どう描けばいいのかもわからず答えを探していた。
いけばなを始めて、今日の花材をみて、表現したい物は何かを考え、美しさをどう表現するか考えるということが必要になった。
自由花を始めた私は、学生の頃から変わらず戸惑っている。
先生には「自由にさしてごらんなさい」と言われるが、私が感じた世界のビジョンすら見えず手を動かすことができなくなる。
こんな風に表現したい!と思いながら活けるのと、こんな感じかな?と活けるのではきっと周りからみた印象は違うだろう。
答えばかりを探してきた私は、こんな風に考えているという表現が苦手だ。
だけれども、表現をしないのはなんだかさみしい。
稚拙だけれども、私はこう考えている。
そんなことを表現できるように練習しかない。