発酵食品が与えてくれたもの。
仕事と育児と家事で1日が終わる。
ふと考えてしまった。
時間に追われのんびりご飯を食べる子供に「はやくして!」と少しいらつきながら声をかける。
あれも、これもと家事の愚痴を夫にぶつける。
この生活で
将来後悔しないだろうか。
満足する1日を送っているだろうか。
子供は生きることが楽しいと感じてくれるだろうか。
私は生きることを楽しんでいる?
今まで何となくで生きてきた。
学校したら就職、安定したら結婚して、子育てして・・・
そんな流れで生きてきたように感じる。
でも、後悔はしていない。今があるから。
そんな生活のなかでも私は心の奥底で何かを作りだしたい。という気持ちはあった。
でも、「何を?」がずっとわからなかった。何ができるのか不安だった。
そんな私の悩みを解決するきっかけは発酵だった。
子供の便秘が心配で腸内環境の改善に取り組んだ。
そこで、発酵食品について改めて考えた。
麹も塩麹も甘酒も味噌も醤油も手作りできることを知った。
調味料って作れるんだ・・・
正直、味噌も醤油も原材料を知らなかった。スーパーで原材料ラベルをみては首をかしげていたけれど、良い商品を見分ける知識を得た。
そして、微生物の世界を知った。
同様に、元気よく活動する微生物と、元気のない微生物がいることを知った。
住居の環境も影響もしていると思うけれど。
元気よく活動させるためにはどんな野菜作りが行われているんだろう。
農業体験をしてさらに驚いた。
手間暇かけて育てた野菜はスーパーで買う野菜より美味しい。
そして微生物も元気に活動する。
私は価格の違いに納得した。
こんな身近に生きるためのヒントがあったなんて...
私の中の「何を」を見つけた。
今度は「どうやって?」発信する方法を考えいている。