食文化の継承。
久しぶりに実家に帰省した。
母は豚汁を作ってくれていた。
味に変化はあるがやはり変わらず美味しい。
真似したくてもなぜか同じには作れない。
味噌汁っていい食べ物だな~。
私も子供が帰ってきたときにホッとできる味噌汁を作っていたいな・・・。
最近大量にもらった白菜を無駄にはできないと漬けものを作ってみた。
今まで漬けものといっても1日漬けた浅漬けタイプの漬けもので、何週間か樽に漬けこんで作るつけものは初めて。
実家で食べた白菜の漬物がなんとも言えない美味しさで、漬けるだけでしょ!?と簡単そうに見えた漬けものだったが、実際に作ってみると酸味の強い漬けものになってしまって母の味ではなかった。
漬物も作れないのか!?
いやいや、漬けものも各家庭によって味がさまざまで、きっとなにか我が家の技があるはずだ。いつか食べられなくなってしまうのだろうかと思うと漬けものの技を伝授してもらいたい。
技術を習得して来年はもっと美味しい漬けものを作れるように頑張ろう。
季節によって変わる食材、調理方法によって味が変わり、器によって見栄えが変わる。
実家からの野菜は作り手がわかっているので食材に一層の愛情が湧く。
「食」は私たちの心を豊かにする。
私が感じた食文化をこれからの子供たちに伝えるために私に何ができるだろう。