ものづくり匠の技の祭典2016に行ってきました
8月10日~12日まで行われていた「ものづくり匠の技の祭典2016」に行ってきました!
全国の匠が実践、説明、そして体験ができるイベントでした。
地域の職人技を見ることはできても、全国のそして幅広い職種の匠の技を見る機会はめったに無く、なにより直接話を聞けるというのが魅力的です。
入口をはいると左官職人そして建築大工など、普段目にすることができない建築関係の職人技を見ることができました。
漆喰の壁は通気性が良く室内が曇らないなど理にかなった日本人の智慧や、職人技を目の当たりにして、こんな家に暮らせたら贅沢・・・と日本の良さを感じました。
その他「食」「暮」「衣」「工」と多くの匠の技が紹介されていました。
ステージでは氷像や包丁式、ファッションショーのイベントが行われていました。
見ることができませんでしたが、「日本の美を愛でる」着物ショーをぜひ見たかった!
着物って女性をより美しく見せる効果があると思うんです。色・柄・デザインでその人の印象をガラリと変えますし、日本の美を愛でたかった・・・
以前までは、着物って手間だし暑そうという目で見てましたが、日本の事を好きになってから着物や浴衣を着ている人を見かけると綺麗だな~と思うようになりました。
自分で着付けができないのが悔しい!
部屋着として浴衣を着れる女性になりたい!
着物は自分で締め付け具合を調節できるから本当はラクですよね。綿で涼しげですし、今年こそは・・・と思ってはいるのですが。思っているだけの状態です(*_*;
イベントで体験をしたのは
・越前和紙の手漉き
和のあかり百段階段で越前和紙の良さを知ってから気になっていたんですよ。
和紙とあかりであんなに落ち着いた空間がだせたり、墨絵の良さを最大限に引き出しているように感じて和紙って何?普段使っている紙とどう違うの?と疑問を感じていたんです。
和紙の原料って植物だったんですね。そして、水に溶かして漉いていくので綺麗な水が必要だったのでしょうか。
和紙は。型に水をすくって前後左右に動かす動作を何度か繰り返して完成。言葉で言うとなんだか簡単になってしまいますが、繊細な動きでした。しかし、初めての私は力が入りすぎてガチガチw
一緒にやっていただいた職人さんやりづらかっただろうな・・・
体験して和紙を感じるとさらに疑問がムクムク。
いつか福井県までいってじっくり聞いてみよう。
完成した和紙をいただいてさらに感動しました。
漉いていた時はこんなにテロテロで大丈夫なの?と思っていましたが、
実際の和紙を触ると厚さ固さのある紙に変わっていました。
自然から紙を作りだした先人の智慧を肌で感じ、ますます日本が好きに
なりました。