ストーリーのある商品っていいよね。
この野菜どんな人が作ったんだろう。
野菜が作られた環境はどんなところだろう。
この食器はどれくらいの職人さんによって作られているんだろう。
商品には作られるまでのストーリーがたくさんあります。
その中でも特に人の手によって作られた商品には、原材料から商品になるまでの流れのなかに職人の商品に対する思いや熱意があるので、使うたびに思い出したり、想像したり日々の暮らしが楽しく感じます。
商品を購入する時にどんな基準で購入しますか?
デザインですか?
使いやすさですか?
価格ですか?
以前の私なら使いやすさと、価格だったかな。
だって使いやすくて安いなら良いじゃないですか。
でも、ある時気がついたんです。
私が使いやすいと思っていた商品は、一般的には使いにくいものだったということに。
価格は高くても、使いやすくて長持ちする商品ってあるんですよね。
そして、生活にすごくフィットするんです。不思議ですよね。
日々の暮らしの中の一部をちょっと変えただけなのに使うたびにワクワクする。
商品の選び方をちょっと変えただけなのに台所に立つのが楽しくなる。
購入時の価格は高くても、使い心地や商品の満足度を思えば安いと思う。それに、原料のこと、職人の細かい技術や思いを知ると価格の理由にも納得がいく。
そんな風に商品に対する見方や考え方が変わったことによって、暮らしが楽しくなったことはもちろん、物欲が減り物で溢れると言うことがなくなりました。