きうちのきろく

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みんなが絶賛するおばあちゃんの煮物が食べたい!

旦那さんの実家に帰省すると必ずと言っていいほどおばあちゃんの煮物は絶品だった。という話を聞きます。

 

食べたことのない私は頭にはてなマークで、食べてみたいと言う欲求だけがムクムクと湧いてきます。しかし、おばあちゃんも1人で料理を作るのは面倒になってきてしまっていてお願いすることができなくなっちゃった。

 

どんな味だったんだろう。

 

こんなにも人の記憶に残る味が作れるおばあちゃんはすごいな。と味を受け継ぐと言う重要性をひしひしと感じる瞬間だった。

 

これからどんどんそういう風に感動できる味が減っていくんだろうなと思ったら、私は少しでも長い期間を経て積み重ねてきた味をつなげる仕事をしたいと思った。

だって、醤油も味噌も木樽で作る蔵は減少しているということを知っていますか。

長い期間をかけて熟成させて、職人と微生物の共存から生まれる独特の香りと味は工場で大量生産される調味料とは全く違います。

 

日本の歴史が何百年と築き上げてきた味が徐々に失われている現実を多くの人が気がつかなければいけないと思います。

 

だから私はこれから成長する子供たちがこの感動に出会えるように、先人達が築いた食・暮らしの智慧をつなげる役割をしたい。