伝えたいと思った時に話せるように準備をしておこう。
伝えたいのに上手く伝わらない!
伝えたいけど言葉で表現できない!
発酵文化とであって食の歴史、発酵食が私たちの身体に与える影響、微生物の循環などさまざまな食の関連性に影響を受け、日々の食事に塩麹、甘酒、しょうゆ麹、ぬか漬けと日本の食文化を取り入れた生活を始めたころ、突然目の前にだされた料理をみて夫は「つぶつぶはなに?」と怪訝な顔をしていました。
興味をもってくれた!麹が醸しだす酵素パワーや栄養価、発酵の魅力をアピールするチャンスだ!と一生懸命プレゼンをしたものの撃沈。
夫「そうなんだ・・・」
と理解してもらえないまま納得したふりで会話が終わってしまった。
どうしてだろう。
頭の中にはセミナーで学んだ歴史やしくみ、体に与える影響など私たちをワクワクさせるポイントが沢山あるのに。
インプットする時はうなずくほど納得して話を聞いていたはずなのになんでわかりやすく説明できないんだろう。
原因を考えてだした結論は、これまで誰かに伝える行為をしてこなかったということ。
わかってもらえなくてもいい。
わたしがやらなくても誰かが教えるだろう。
そうやって私は、人と話すこと、伝えることを避けてきたのだ。
長い時間避けてきたことをパッとやろうとしたってできるわけないですよね。
スポーツと同じこと。
日々の積み重ねがあるからいざという時に対処できるんですよね。
ブログを始めたことで自分がどんなことを伝えたいのか、発酵のどんなところに興味を持ったのか、ポイントを絞って考えられるようになってきた。
ポイントを絞ると短くコンパクトに相手に説明するためにはどこ部分を強調するかなど、話を掘り下げる練習ができてくる。
ブログは自分の思いや考えが整理でき、相手に伝えたいときの準備としてもとても良い。
美味しい食事は微生物との共存から生まれるのかもしれない。
発酵食品と出会い、甘酒や塩麹、味噌や醤油のうまみの元は微生物や微生物のだす酵素パワーだったということを勉強した。
甘酒は麹菌がだすでんぷん分解酵素(アミラーゼ)が米のでんぷん質をブドウ糖に変えて甘くしていた。
味噌は大豆と麹と塩でできていて、でんぷん分解酵素(アミラーゼ)とたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)の力によってうま味と甘みの絶妙な味が醸されていた。
味噌は特に地域や家庭ごとに味がちがって食べ比べがとってもおもしろい!
微生物達の生命活動はこんなにも私たちの舌を楽しませてくれていたのかと発酵料理を食べるたびにワクワクしている私がいる。
そして、酵母液を作り微生物との共存生活を楽しむ姿を夫は変な眼で見ている・・・
実家から送られてくる無農薬野菜が甘くてキャベツは塩麹でもんだだけでつまみになる。
白菜も甘くて味噌汁にいれると麦味噌でも使ったかな?と思えるほど甘くなる。
そんな貴重な野菜が無くなってスーパーで野菜を買ったら味の違いに愕然とした。
野菜の味ってこんなにも違うものなの?なんでだろう?と不思議に思った。
そして、調べてみると土に住む微生物の活動によって野菜は美味しくなると知った。
微生物の好む環境、生み出す栄養分。それを吸収した野菜は普通の野菜と比べて格別に甘いのだと思う。
こんな美味しい野菜があたり前のように手に入らないだろうか。
野菜らしい味がした野菜は食べる楽しさを教えてくれるし、主婦は手抜きができる。
こんな野菜がもっと増えるといいな・・・
新たな味噌汁に対する考え方
久しぶりの更新となってしまった。
自分のやりたいことをすべてこなそうと思うとどこかで限界がきて結局ストレスが溜まるというサイクルが続いていたので、仕切り直ししてました。
器用にすべてをこなせばいいものの、私は本当に不器用な生き方をしている。
そんな自分を嫌いではないので、まぁいいかな。
さて、最近は味噌汁に対する新たな考え方に触れて発酵って面白いな~と思わされる日々でした。
まず、発酵醸造未来フォーラムの参加。
そして、土井善治さんの「一汁一菜でよいという提案」との出会いで日々の暮らしの味噌汁に対して考え方が変わりました。
発酵醸造未来フォーラムでは新たな味噌に挑戦する人々に出会いました。
みし汁をコーヒーの様に飲む!
え...?と思いますよね。
味噌汁はご飯の御供だけではない!味噌汁だって主役になれんるんだ。
パンやスイーツにも合うし、みそ汁の種類は多様だ。
そんなみそ汁に対する愛が溢れている方がいたのです。
これまで、味噌汁に対する固定概念を持っていた私は衝撃でした。
そうか。味噌汁は多様だ。
豚汁だって別に具材が決まっているわけじゃない。何を入れたっていいのになんだかレシピに縛られていたな...と思いました。
そんな出会いがあった次に土井善治さんの本に出会って背中を押された。
一汁一菜でよい
忙しいんだから頑張らなくても大丈夫。
具だくさんの味噌汁とご飯と漬けものがあればいいんだよ。
量は少なくて良いから丁寧ん味噌汁を作ろう。
子供がホッとする食卓を作ろう。
味噌汁を作るだけなら子供と一緒に楽しめそう。
肩の力が抜けた。
味噌汁には食べたい野菜、冷蔵庫にある残り野菜を入れればいい。
そこにたんぱく質もプラスすればいい。
それで栄養は十分。
日々の暮らしの忙しさにイライラしたり、間に合わないから出来合いのものでという暮らしより、ホッとのんびりできる生活っていいなと一汁一菜生活継続中。
ことばのちから
「ことばのちから」
ブログを書き始めるまで考えたこともなかったし、伝えると言う行為が苦手だったので避けていたのかもしれない。
姉妹がいるのであれば自己主張する機会が多かったのではないか?
そんな風にも思われるが私は親から怒られることが怖くて常に姉がただしたレールを歩いていた。
この道をいけば間違えることはない。
確かに私は無事に就職し、平穏な生活を送っている。
しかし今、私の人生はこれでいいのだろうか?
そんなことを考えている。
それは、衰退しつつある和の文化と出会い、先人が築いた技術の素晴らしさに感動し私も日本の文化を伝える仕事がしたいと体が反応したからだ。
文化といっても幅広い。
では、私は何を伝えたいのか。
そんなことを考えて出会ったのが「発酵」だった。
微生物の世界は目に見えないが私たちの身体と密接につながっている。
発酵との出会いで衝撃的だったのは甘酒だ。
甘酒は元旦に飲むもので美味しくない。そんな印象だった。
しかし、調べてみると甘酒には2種類あって米麹から作られるものと酒粕と砂糖で作られるものがある。私が知っていた甘酒は後者だった。
発酵ブームもあり米麹や甘酒が陳列されていたのですぐに手に入った。
私は一口飲んで「お米が!?」と異常な甘さに驚いた。
そして私は、「発酵」技術と麹に関連した家庭料理を残していきたいと思った。
それならば誰かに伝わるように発信しなければいけないと立ち上げたブログ。
これまで自分の意見を発することなく、ただただ目の前のレールを歩いてきた私に壁が立ちはだかっている。
社会人にもなっていてどういうこと?と疑問に思われても仕方がないが・・・
そうです。私は思いを言葉にして伝える力・伝え方がわからない。
本を読むがイマイチ身につかない。
どうすればいいのか・・・考えた末に挑戦するしかないと思った。
気がつけた事をプラスに考えてブログを書き続ける。
私がやりたいことをだれかに説明する。
そんなことを繰り返すところから始めよう。
今になって「ことばのちから」の素晴らしさを感じている。
伝えるということ。
編集やウェブでの発信はど素人。
ローカルって部分に惹かれて申し込み。
下北沢に初上陸。
ドキドキ。
指出一正さんと徳谷柿次郎さんの「東京で地域について語ろう」に参加してきました。
地域で面白い活動をされているローカルヒーロー。
そんなヒーローを多くの人に伝える編集業。
多くの人でにぎわう地域。
旅行にほとんど言ったことが無い私は聞いているだけで心がワクワクした。
だって、全員楽しそうなんだもの。
いいよねこういう関係。
繋がることで仕事ができて、地域が活性化して、そしてまた新たな仕事が生まれる。
そうやって社会は成長してきたんだろうな。
しかし、今はどうだろうか・・・
話を聞いて感じたことは、
「コミュニケーションは新たな価値観を与えて人を成長させてくれる。」
ということ。
人と話すことで相手の意見を聞いて考え、同意をしたり反対したり、新たな発見があったりと良いことばかり。逆も同様で自分の思いを伝える訓練になるよね。
だから私はこれから苦手なコミュニケーションを積極的にとろうと思う。
興味のあるトークライブは足を運ぼう。声をかけよう。質問しよう。
言葉が人に与える影響は偉大だ!
私が思う社会を伝えられるように言葉を紡いでいこう。
地域のプレイヤーになりたいな~と参加したのでトークライブ失敗した?とあせったけれど、結果は大正解!
地域にうつりたいという気持ちがますます強くなった。
このワクワク感を上手く伝えられたら応援してくれるかな・・・。
りんご酵母入りパンケーキ
パンを作りたくて酵母液を作るのですが、パンを作るには酵母液の力が弱そう。
気温が低いのもありますが、我が家はまだまだ酵母菌が育つ環境が整っていないのでしょうか。
休みの日は無性にホットケーキが食べたくなる。
ホットケーキミックスってすごく便利だけど、わざわざ買わなくても小麦粉とベーキングパウダーなどあればできてしまうんだよね。
だから、最近はもっぱら小麦粉と米粉とベーキングパウダーのホットケーキ。そして甘さは甘酒。
でも今日は、リンゴ酵母が発酵していて普通のパンには力が弱いけどホットケーキには大丈夫かな?と言う程度の酵母液を牛乳の代わりに入れてみた。
発酵自体には大きく影響しているようには感じられなかったけど、リンゴ酵母のあまーい香りが漂っていたよ。
今度は元気な酵母液をそだててふわっふわのホットケーキ食べたいな・・・・